903SH

勢いで機種変を行ってみた。

N51→903SH
ある意味劇的な進化なのかもしれない。
特に、画素数320万というのは、デジカメいらないかも……と思いつつも、反面、そうなるとバッテリーの減りも早いんだろうなぁと不安になる。
色は、黒に決定。
赤は来週入荷ということもあったけど、携帯を開いた際の文字盤周辺の赤が気に入らなかった。外側の赤は好きなのだが、自分で見つめるのは文字盤周辺が多いので断念……。
白はもう純真な心は戻ってこないから、ということで同じく断念。
まあ、黒かな、と。

とりあえずは、新しいオモチャをいじりまくってみるつもり。

蒲公英草紙―常野物語 恩田陸(著)

じんわりほっこり。
期待に胸を膨らませてページをめくった一冊。
常野物語では前作、光の帝国に続く二冊目。
個人的に常野一族という設定に大きく惹かれる。
自分の中に永久を住まわせる一族……内的外的の違いはあれど、妙に不死のものの物語を思い浮かべてしまう(アン・ライス著『インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア』、大原まり子著『吸血鬼エフェメラ』)。

私だけなのかもしれないが、自分の中に住んでいる「生と死を考える生き物」が目を覚ましてしまった。

ともあれ、読者の内側に響く良作だと思う。

下記の公式サイトもおすすめ。
『蒲公英草紙』恩田陸
http://www.shueisha.co.jp/tokono/

波に座る男たち 梶尾真治(著)

本書はノスタルジーと任侠が芳醇に香る良作となっております。
殆ど食べたことの無い鯨肉にノスタルジーを感じ、
仁侠映画でしか接したことの無い善玉ヤクザに思いを馳せる。
まさに現実に接しているようで隔離している本の中を
存分に楽しめる作品になっております。
さあ、貴方も捕鯨に参加してみませんか?

神狩り 2 リッパー 山田正紀(著)

物語の質には満足だが、構成に不満あり。
前作に比べ、神という存在への哲学的なアプローチは進んでいると思う。
ただ反面、物語としての神へのアプローチは薄かった。
  ・古代文字へのさらなる言及は?
  ・火星の文字が警告だという前作のヒキの活用は?
  ・登場人物個々の存在感は重厚だが、人物数が多く散漫になっている気も……。
とりあえず、
  『神狩り2 ○○』←江藤編とか
外伝を希望したい気分かな。

しかし、これは神を狩る物語である。
前作では、神の存在が仄めかされただけであるのに、今作では神の目前まで駒を進めることが出来た。
その点から星いつつとし、神狩り3を待ちたいと思う。

うみおんな


海女
セイレーン
ウンディーネ
人魚姫
マーメイド


ポセイドン
海坊主
半魚人
マーマン


海と女性
海と男性(海坊主は違うか……)


並べてみると


女性は美
男性は怪


そんな気もする。


そして妙に頭に残っている番組がある。


インスマスを覆う影』
http://www.ceres.dti.ne.jp/~dune/lovecraftmovies/shadow_over_innsmouth.htm


十年以上昔のテレビ放送にもかかわらず、ふとした瞬間に絵が脳裏に浮かぶ。
当時はラブクラフトを知ったばかりで、貪るように読んだのが懐かしく思い出される。

右足左足

右足から踏み出そうか
左足から踏み出そうか


ふとした瞬間に考えてしまうことがある


足に意識を集中し


右左と足を前に出す


自転車とぶつかってしまった時
右左右左右左ではなく
右右左右左左と歩いていれば


そんなことを考えて


左足から踏み出し
また左足を出そうとし
出来損ないのスキップになってしまった


そして私は
周囲を意識し
照れ笑いを浮かべる

人力検索サイトはてな:注目の?

私の心はギュっとつかまえられてしまったのです。
お腹の方もよじれてしまい、当分元には戻らないかもしれません。
元凶はid:m43さんが発したはてなの質問。
「お腹がすいたんですが、何を食べればいいでしょうか。」
堪能致しました。