vermilion::read

id:nobody:20031226#p3に触発される。
とりあえず今は読むだけであるが、そのうち書く側へ回ってみたいものだなぁ、と呟くだけ呟いてみる。
現在、半分ぐらい読了。
Webによくあるリレー小説の中でも質は高めのようだ(と断じられるだけの数を読んでいない、というのは秘密。二つ三つ読んで、リレー小説はあんまりなあ、と思いそれ以来読んでない)。設定の賜物なのか、それとも書き手が自然と淘汰されているのか。まあ、恥じらいからの辞退という線もあるのかもしれない、というかそれは私の心情吐露か……。
ちょこっとだけ感想。全体がリンクしている作品だけに、全てを読まない時点での感想は作品に対して失礼な気もするが、そんな思い込みに満ちた抑制は打ち破る(日をおいたら忘れてしまうしね)。
id:nobodyさんの紹介文が先入観になっている可能性もなきにしもあらずだが、id:crea555さんの作品を面白いと感じた。
作品を構成するファクターを配置し、動きを考えた後に書いているように思える(掌編であるから、配置だけで十分なのかもしれないが、それは個々の創作技法次第か)。
一言で言うなら、心地よい。
例えるなら、方程式を解き明かす心地よさ、と言えよう。
創作の精神だけなら、落語に近い、とも言えよう。
と、本人をのけ者にして感想を述べてみた(はてなを体感的に理解していないので、この文章を作者が見る可能性が不明……予測では五分五分ぐらいか?)。
さて、読了まで後半分、楽しみは明日に残し仕事に戻るとしよう。