秘仏の御利益

古くは室町時代から奇跡の代名詞として人々の口にのぼり今なお参拝の足が途切れぬ
とんかつ様
その御仏が卑しき俗世の人間に手を差し伸べてくださいました。
その御利益を賜りました方はとんかつ様の化身を食した後俄かに腹中かき曇り額に冷たい汗を浮かべしばらく刻を過ごし動く箱に乗りてからはしばらく動かなくなったかと思えば扉が開くのを幸いと飛び降り狭き排泄所において上の口から生臭い水を出し、寝起きする場所に辿り着いた後は下の口から不浄なる欠けらを含んだ水を放り出し、